美術,西洋絵画

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<理性ある狂気をまとった本物の奇才>

ダリも日本に多くのファンを持つ画家の一人ですね。それにしてもピカソしかりムンクしかりですが、日本人が結構難解な絵に対して理解を示すことに驚きます。それだけインパクトがあるということなんでしょう。

美術,西洋絵画

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<『裸のマハ』のスキャンダルが名高い遅咲きの苦労人>

読書垢さんの間で有名な作家さんの一人に原田マハさんがいます。私にとっては読書と美術という両方の柱を満たしてくれるという、とてもありがたい作家さんでもあり、その作品を読むたびに美術記事 ...

美術,西洋絵画

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《精神世界を独特の表現で描いた魂の解剖医》

ムンクと言えば『叫び』ですね。でもこれ、叫んでるんじゃないんですよ、叫ばれているんですよ。叫んでいるのは雲で、その雲の赤さは本当の血の赤さで恐怖を表しているんです。絵の主人公はその恐怖の叫びか ...

美術,西洋絵画

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<色彩の魔術師と呼ばれた実は常識人だったフォーヴィズムの旗手>

後期印象派について話し始めると、最後のあたりに出てくるマティス。近代美術の話をし始めると最初のあたりに出てくるマティス。その作品を見ると印象派っぽいものもあれば、シュールレ ...

美術,西洋絵画

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<独自の写実主義的陰影法を編み出した宮廷の成功者>

バロックの4大巨匠と言えば、フェルメール、レンブラント、ルーベンス、そして今日取り上げるベラスケスとなるでしょう。他の3人の画家については既に褒め記事を出していたものの、最後まで残って ...

美術,西洋絵画

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《政府にも時代にも愛された色彩の魔術師》

フランスの七月革命にて蜂起したパリの民衆の中央に三色旗を持つ力強い女神を描いたドラクロワの絵はあまりに有名で、歴史の教科書にも必ずと言っていいほど、この作品が掲載されています。見ていてとても力強 ...

美術,西洋絵画

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《前期とは全く別の手法で後の多くの美術史の基となった後期印象派》

前回、前期印象派を色々な画家を通して褒めてきました。今回は後期印象派全体を褒めていきたいと思います。後期を代表する“ゴッホ”“ゴーギャン”を中心に、前期印象派をさらに越え ...

美術,西洋絵画

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《線に対する感覚を磨いた神話画のスペシャリスト》

ボッティチェリの代表作は『ヴィーナスの誕生』と『プリマヴェラ(春)』で決まりでしょう。美術の教科書や音楽の本の表紙、様々なグッズなどに使用され、令和のこの時代になっても多くの人々の目に飛 ...

日本絵画,美術

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《印象派に交わり日本に美術教育をもたらした近代洋画の父》

印象派と日本の画家を語るときに浅井忠と黒田清輝の名前は必ずあがってきますね。黒田作品で私が最も好きな『舞妓』という絵は、印象派絵画の特徴がありありと浮かんでいて、マネのそれを思わ ...

美術,西洋絵画

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《突っ込みどころ満載のモダンアートの父》

私がセザンヌを褒めることになるとは、初めて彼の作品を見たときには思いもよらないことでした。ゴツゴツしていて何かしら不気味さを感じる作風。「私はこの絵、嫌いだな」「好きになれないな」というのが第一 ...