【『鶏と魚介らぁ麺komugi』蒲生四丁目】のラーメンを褒める

2021年9月2日

＜麺とスープのハーモニーが美しい濃厚魚介ラーメン＞

偶然立ち寄ったお店が当たりだと、どうしても記事にしたくなってしまいますね。ちなみにこのお店は私が知らなかっただけで旧店名「真道」という結構有名なお店だったのですね、文中は知らない体（てい）で書き進めることお許しください。すべては私の不明の致すところであり、先に謝っておきます、すみません。

到着までのドキュメント

この日、目指した場所は蒲生四丁目。私は独身時代にこのあたりに住んでいたこともあり、土地勘があるからと何の下調べもせず（それはいつものことですね・・）、近くまで行きました。駐車場は付近にたくさんあるのですが、ごちゃごちゃした地域である上に、もともと行こうと思っていたラーメン屋さんが商店街の辻にあったため、あまり寄せきれず、あまりこだわらずに駐車場に停めてしまったため、結構歩くことになってしまいました。またこの日は生憎の雨模様でとても足元が悪く蒸し暑かったので、早く店内に入りたかったです。ところが目指していたお店が閉まっていたため（これもいつものことだな）、近くにいいお店がないか調べながら歩いていたところ一つ気になるお店（komugiさんではないよ）があったのでそこに向かおうと歩き出しました。てくてく歩いていると、目の前に飛び込んできたのがこのお店（komugiさんだよ）でした。何の情報も持っていなかったので、店舗前まで行ってメニューを見てみるとなかなかに興味が惹かれる。どうしようかなあと迷いつつも、自分が調べてた店を目指して一旦は店を離れました。けれども１００メートルほど歩いたときに、なんだか急に「やっぱり、あの店にしよう」と踵を返したのでした。これ、大正解でした、ひょうちゃんナイス！！

お店やスタッフさんとの交流

お店に入るとにこやかな笑顔で店主さんが迎え入れてくれました。おひとりでやってらっしゃるのでしょうか。とても優しそうで心地よい待ち時間となりました。私の他に先客がお一人いらしたのですが、この対応も素晴らしく、お帰りになられる一連の流れを見ることができたのですが、とても親しげで楽しそうに見えました。こういうところって大事なんですよね。私はラーメンも褒めたいけど、こういった店長さんやスタッフさんのおもてなしも褒めたい人なのです。私自身も帰り際、このラーメンを食べた感動を思わず店主さんに伝えてしまいましたが、もし雰囲気が良くなければ、せっかくの褒め言葉も口に出せずにいたかもしれませんしね。お互いにとって良いことだと思えました。

個人的感想

さてラーメンですが、これが本当に戻ってよかったと思えるクオリティでした。麺は自家製麺なのでしょうか、ストレート麺やちぢれ麺などあるようです。私が頼んだものはストレートを使われていましたが弾力があって歯応え十分、うまみが凝縮されています。そして何よりスープと合うのですよ。このスープ、私が決して得意ではない濃厚なとろみのあるタイプなのですが、もう美味い！この美味さに得意も苦手もありません、ただただ美味しい、それだけです。鶏のうまみ、魚介のうまみ、これらが絡み合ってとてもよい味を出しています。なんとバランスの良いラーメンでしょう。チャーシューは薄めなのが逆によくてラーメン本体の邪魔をしません。しめじも入っていてこれは面白く麺の歯ごたえとは違った歯ごたえでよいアクセントになっていました。味玉はstyle林さんの味玉と同じくスイーツかと思うくらい甘くて美味しいものでした。そしてネギがバランス調整の最終弁です。これで味が引き締まっていると言っても過言ではありません。これらの具材が主張しすぎず、お互いを殺さず、全体として一つのハーモニーを奏でていました。