“褒め屋”ひょうちゃんの褒めブログ

読了後の感想（過去の読了分：２分で読めるよ）

2021年度の本屋大賞２位の作品です。前回紹介した「犬がいた季節」同様連作短編の形を取っています。今年度の本屋大賞は連作短編が多かったですね。どれもクオリティが

読了後の感想(2分で読めるよ)

『ツバキ文具店』に出てくる“代書屋”のような仕事をしてみたいと、常日頃から呟いている私ですが、そんな私に“手紙屋”なるものがあるとフォロワーさんが教えてくれました(kuuちゃ

2018年読書ランキング『下町ロケット　～ゴースト編＋ヤタガラス編』池井戸潤
『火定』澤田瞳子
『東京輪舞』月村了衛
『たゆたえども沈まず』原田マハ
『彼方の友へ』伊吹有喜
『フーガはユーガ』伊坂幸太郎 ...

《ウルビーノに生まれし三角図法と聖母子の名手》

ルネサンスの三大画家の一人でありながら、“ダ・ヴィンチ”、“ミケランジェロ”に比べて、その名はややインパクトに欠ける印象のあるラファエロ。けれども彼の描いた絵を私たちは多数目にしています。 ...

読了後の感想(3分で読めるよ)

美術が好きで小説好きの方ならたまらないのが原田マハさんの作品ですよね。これまでも多くの美術関連の作品を手がけてこられました。その中でも私は“ゴッホ”の生涯を追いかけた「たゆた

《壮絶な生涯(障害)を作品に投影したエゴイスト》

ゴッホを知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。絵画に精通していない方でも、幼い頃からこの名前を耳にし、一度は彼の絵も美術の授業はもちろん、生活の中で目にしてきているはずです。そ ...

読了後の感想（過去の読了分：3分で読めるよ）

2021年度の本屋大賞３位の作品です。連作短編の形を取り、一話ごとに主人公と年代が変わります。最終話でそれらのメンバーが集結するのですが、そこに時間軸が昭和から

2019年読書ランキング『ノースライト』横山秀夫
『源匣記～獲生伝～』矢野隆
『雨に消えた向日葵』吉川英梨
『夏の騎士』百田尚樹
『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤
『ムゲンのｉ』知念実希人
『線は、僕を描く ...

《貧しさに翻弄された非現実色彩の使い手》

原田マハさんの小説『リボルバー』でゴッホと共にゴーギャンのことが書かれているようです。壮絶な生涯を送って、後世に鮮烈な印象を与えているゴッホに比べ、ゴーギャンはその相棒として知られてはるものの、 ...

2020年読書ランキング『流浪の月』凪良ゆう
『ライオンのおやつ』小川糸
『逆ソクラテス』伊坂幸太郎
『じんかん』今村翔吾
『暗約領域～新宿鮫Ⅺ～』大沢在昌
『銀花の蔵』遠田潤子
『あの日の交換日記』辻堂 ...