【『〇de▽』新大阪】のラーメンを褒める

<フランス料理と見間違う奇想天外で絶品の鯛白湯ラーメン>

“まるでさんかく”と読みます。座銀グループが展開しているお店で、他にも『NEXT□』“ねくすとしかく”というお店もあるようです。センスの良さはこのネーミングだけでなく、ラーメンそのものにもあらわれており、Twitterで呟いた際も「えっ、これ、本当にラーメンなの!?」「フランス料理かと思った」との反響をいただきました。そんな絶品の鯛白湯ラーメンをご紹介いたします。

到着までのドキュメント

このお店は他にはない鯛白湯ラーメンを出してくれるお店ということ、また座銀グループの系列店で前述のようにセンスのよいネーミングが気になっていたこともあって、お伺いする前からずっと気にはしていたんです。けれどもこの日は別のお店に行こうと思っていました。駐車場をうまく見つけられず(いや、たくさんあったんだけど、お安いところを探してまわってたw)、迷いこんだ辻の駐車場(大きかったし安かったよ)に駐めたのです。そして目当てのお店まで歩き出したところ、なんと突然降りだす雨。傘を持っていなかったので、あわてて軒のある場所で雨宿りをして、ふと隣をみると・・・な、な、なんと『〇de▽』の看板が!?え、こんなことってある!?チェックはしていたものの『〇de▽』さんの場所までは調べていなかった私が、慌てて飛び込んだ軒先が店舗の隣だっただなんて。これはもう予定を変更していくしかないでしょ、雨も降ってるしね。(後日、目当てのお店にもお伺いさせていただいたのでご安心あれ)

お店やスタッフさんとの交流

雨が降っていたせいか普段は行列ができているであろう並びはほとんど無く、前に2名ほどのお客さんが待ってらっしゃるだけでした。お店からスタッフさんが丁寧に説明をしている様子。最近はこうして店舗から出てきて説明をしてくれるお店が増えてきたのですが、よく考えると座銀グループのお店はどこもそうですね。最近、それがわかってきました。さすが人気グループの系列店ですね。そしてお店に入ると気持ちの良い元気な出迎えのあいさつが、ホールからも厨房からも聞こえてきます。もうこの時点で気持ち良いですね。そして美しい店内は清潔感に溢れています。これってコンセプトが昔ながらのお店の真逆なんでしょう。私は昔ながらの雑然としたラーメン店の雰囲気も大好きなんですが、こういった新しいタイプの雰囲気も嫌いではありません。ラーメンが出されるまでドキドキしちゃいますね。それにしても、店内、広いしゆったりとしているし、厨房には“大将”というよりは“シェフ”といった感じのいでたちの方々がおられる。「ここって本当にラーメン屋さん?」「フレンチレストランでは!?」と思ってしまいます。これまた座銀グループはどこもそんな感じですけれど、ここ『〇de▽』さんは特別そのような思いを強く持ちました。

個人的感想

そして出てきたラーメンがこれ、見てください、もうラーメンには見えないでしょう。本当におしゃれでフランス料理と見間違うくらいの映えの写真となりました。スープは澄みきった美しさ、輝きが見えます。麺は上品上質でがっつくことがあまりふさわしくないような、そうスープパスタのような感じと言えば伝わるでしょうか。チャーシューもなんだか“チャーシュー”というより“ポーク”とでも言えばいいの!?もうわかんないよw。そして豪快に添えられた揚げた鯛。もう奇想天外すぎて頭が追い付きません。だからといって見た目だけで勝負しているラーメンではありません。これが絶品の美味しさ!驚きです。これだけ奇抜な組み合わせだと、バランスが壊れそうなものですが、むしろ計算されつくしたバランスのよいラーメン。これは食べるべきラーメンですね。このスープは鯛白湯ですが、単に鯛のみの出汁を使っているわけではなく、数種の貝からも旨味成分を引き出しているそうです。私はあっさりの「さらり」のほうを選びましたが「きらり」という濃厚スープも選べますよ。そしておすすめは“鯛めし”です。これをそのまま食べるもよしなんですが、最後にスープをかけて“鯛茶漬け”にするのが雑誌にもおすすめされていました。ここで、私の自慢をばひとつ。その情報をインプットしないまま本能のままにスープを鯛めしにかけましたよ。ひょうちゃん、わかってるでしょ、うふふ(*´艸`*)。って実際は「かけていいのかなあ、下品かなあ、でもかけたいなあ、見られてないかなあ、あっ、いまだ、かけちゃえ!」というとても無作法なチャレンジをしてたのでしたw

基本データ

住所:大阪市淀川区西宮原1-5-6

電話:06-6152-6370

麺:中細ストレート

スープ:鯛白湯

チャーシュー:普通 レア