【6月3日~6月13日】の褒め活



6月3日

「今日も一日頑張るぞ」の前に、一度、昨日の自分の頑張りを振り返って「よくがんばったな、私」って褒めてあげてください。だって毎日頑張り続けているんですからね。頑張らなかった人も褒めてあげたらいいですよ。頑張れなかったのに、乗り切ったのですからね。

6月4日

世の中には奪い取っていい言葉があると思うのです。それは“褒め言葉”です。たとえ、その褒め言葉が他人にむけられていたものだったとしても、自分に置き換えたところで、誰も損なんてしませんから。誰に向けられたかわからないエアリプも褒め言葉なら自分宛です。

6月5日

自己否定はしても自己卑下はしないで欲しいというのが持論ですが、どちらも褒めてあげたいのです。自己否定している人は、このままじゃダメだという向上心を褒めてあげたいし、自己卑下している人も、こうして教を生きて存在してくれていることを褒めてあげたい。どちらもありがとう。

6月6日

日曜日やお休みの日は単にゆっくり休むだけでなく、一週間の自分に対して、しっかりと褒めてあげる日にしてみてはどうかと思うのです。体を労るだけではなく、心も安らいでもらいたいと思うのです。

6月7日

新しい一週間を迎えるとき、体調や心の調子はどうでしょうか。一週間は短いようで長いので誰かがその労をいとわないといけません。疲れている人も、元気な人も、先週を頑張った自分に褒め言葉をかけてあげましょう。自分に対する一番の褒め上手はおそらくあなたですから。

6月8日

週初めは体もなまって本調子ではないことが多くないですか。休んでしまったり、遅刻してしまったり、早退してしまったり。そんなとき、自分を責めてませんか?逆に褒めてみましょう。休み、遅刻、早退、自分で考えてそのように決断したことを。全て褒められるに値する行為です。

6月9日

私だってしかることの効果や否定することの大切さは肯定しています。でも今の状況は、みんな叱りすぎ、否定しすぎではないでしょうか。褒める比率と真逆にしても支障は出ません。21年人事教育を担当してきた私の実感です。足りない褒め言葉を自身で補うのは悪いことではないと思います。

6月10日

褒めることが全ての教育とはもちろん思わないけれど、挨拶の効果と同等なものがあるくらいには思っています。挨拶だって万能な解決策ではないけれど、古今東西、挨拶は必要とされてきた歴史がありますよね。だから挨拶をするように褒めましょうよ。

6月11日

叱られたお陰で成長・感謝できたことがありました。でもそれと同じくらい褒められて成長・感謝できたこともありました。逆に叱られて傷ついたことも数多くありました。でも褒められて傷ついたことは、記憶には残ってないのです。バランスの問題ですが、褒める問題性を感じません。

6月12日

「苦労は買ってでもしなさい」と言われます。でも「苦痛を買いなさい」とは言われてません。苦痛を感じるのであれば、「癒やしを買いなさい」と言いたいです。いや、買う必要がありますか、ねぎらい褒めるだけの事です。苦痛に顔を歪めているひとがいるなら、声をかけてあげてください。

6月13日

日本人の真面目さは世界に誇るべき文化です。けれどもそれを構築するために厳しい教育が課せられたように思います。諸外国の方より叱られることが多く、褒められることが少ないと思うのです。これまで叱られ過ぎたのですから、ここらで褒められてもいいのではありませんか。