【『天邪鬼(AMANO JACK)』今里】のラーメンを褒める

<具材の旨味と焦がしスープが病みつきになるラーメン>

前回のラーメン記事(「ラーメン大戦争」さん)で、天邪鬼な気持ちが出てくることから、次は「天邪鬼」さんにしようと冗談交じりに予告していましたが・・・現実のものとしましたw。けれども「天邪鬼」さんに対して天邪鬼な気持ちは全く出てきません。お伺いする時には、まっすぐな気持ちをもって暖簾をくぐらせてもらうとても贔屓にしているお店なのです。

到着までのドキュメント

今となっては何度も通うお店となりましたが、初めてお伺いしたときの話になります。少し小さい路地にあるので見つけにくい場所ではあります。車で向かったのですが、道路の対面に店があったのもありUターンをしなければなりませんでした。駐車場もそこそこあるのですが、店を見つけていない時点で予測をたてて停めた場所は、少し離れたところだったので、ちょっと歩いてしまいましたね。それでも結果としてはこれが功を奏したかもしれません。歩いているからこそ見つけることができた看板。見つけてからは意外と行きやすい場所でもあります。

お店やスタッフさんとの交流

さて店主の天野さん(天野さんだから天邪鬼なのかな?)は少し洒落た店主さん。粋なハットをかぶり、雑誌に映る写真では決めポーズも持ってらっしゃいます。ただ、いまだにお話しをしたことがないんですよね。これは私が勇気がないこともありますが、少し物静かな店主さんで、今後の会話を期待したいところです。

個人的感想

昔、新横浜のラーメン博物館で旭川の“蜂屋”さんのラーメンを食べたことがあります。そこのラーメンは焦がしスープがとても美味しかったのを覚えています。また食べたいと思っていたのですがラーメン博物館からは撤退されてしまいました。旭川に行った時に、蜂屋さんを訪ねたのですが、残念ながら今度は休日で食べることができませんでした。以来、焦がしスープを渇望していた私の期待に応えてくれたのが天邪鬼さんなのです。本当に香ばしい香りを漂わせ、ラーメンの味を一回りも二回りも引き上げてくれる焦がしスープ。決して蜂屋さんの二番煎じではなく、天邪鬼としての美味しさを発揮した上でのラーメンというところが嬉しいじゃないですか。そしてスープだけでなく具材もしっかりしていてとても食べ応えがあります。チャーシューやメンマは言うまでもなく、私のおすすめはワカメです。磯の香りをしっかりと楽しませてくれ、肉厚を感じる(ワカメで肉厚はおかしいですか?)、噛み応えのあるワカメは褒め屋の褒め欲を刺激してくれるものです。トッピングも様々楽しめるのでお好きな具材を楽しまれてはいかがでしょうか。