【『彩哲 ~isato~』吹田】のラーメンを褒める

<名門仕込み、心に優しく響く和やかラーメン>

豊中麺哲グループは各地にお弟子さんたちのお店が増えていますね。その中でも異彩を放っているような印象を受けたのが吹田にある『彩哲』さん。「いさと」と読むんだそうです。実はコロナの中で営業時間を短縮していることもあって、なかなか営業時間中にお伺いすることができませんでした。馴染みの土地にあるお店なので、早く行きたいと思っていたのですが、この夏の終わりにようやく訪問することができました。当然のことながら行列ができてましたよ。

到着までのドキュメント

馴染みがあるとはいえ、このあたりは駅前で少しこみあった場所です。お店は商店街にあるので車からだと少し見つけにくい。事故を起こしちゃだめだから、商店街に入る前、早めに駐車場に車をとめて歩くことにしました。ここから、歩くこと10分・・・そう迷いましたw 馴染みだなんて言えませんね。言い訳すると商店街は同じような景色だから、今自分がどこをどう歩いているのか・・・やめときます、私が地図を読めないだけです。すみません。

迷ったとはいえ、特に難しい場所にお店があるわけではないので、電車で行けばすぐにたどり着けますよ。もう一つ言い訳すると、停めた駐車場からはどのように行けばいいのか、どう歩いて・・・やめときます、私が悪うございました。

お店やスタッフさんとの交流

お店につくと早くも数名の方が並んでらして、とりあえず後ろにつきます。店から女性のスタッフさん(おそらく店主の奥さんでしょうか)が出てきて、とても優しく出迎えてくれます。なんとなくですが店の雰囲気を表しているようでほんわかほっこりさせられました。待ってる間って皆さんやっぱりお腹もすかせているし、待つということ自体を不快に思われるお客さんもいるので、こういった柔らかい対応はとても大事だと思います。このことで待つ気持ちも長く持てるというものですね。お伺いした日はまだまだ暑さ厳しいお昼時でしたが、商店街が用意していたのかミストが撒かれていて気持ちが良かったです。

さて、自分の番が来て、お店に通されますが、とても可愛らしいお店。少し違うかもしれませんが脳裏にはシルバニアファミリーが浮かびあがりましたよ。そして店主がまたかっこいいんだ。先ほどの可愛らしい奥様ととってもお似合い(勝手に夫婦にしてるけど、間違ってたらごめんなさい)。横顔が俳優の田中圭さんに似た爽やかなイケメンさんで、これだけでもこのお店に来た価値がありますね。

個人的感想

そのイケメン店主は豊中の名店・麺哲で長く店長を務められたとのこと。味については全く心配もしていなかったのですが、実際に食してみると「・・・ふぅ、おいしい・・」。心が癒されるような少し甘味を感じる出汁のやわらかさ。鶏の旨味を十二分に引き出し、口の中に優しく滑り込んでいきます。自家製麺は今はやり(なのかなあ)、きしめんのような少し太めのもっちり感のある麺です。透明な感じで独特でした。このあたりのこだわりは、さすが麺哲さん仕込みって感じですね。チャーシューはとても薄くて、ラーメンを邪魔しない存在、それに柔らかく薄いので麺と一緒に口に入れることができて、ちょうど良い。そしてネギがとてもよく効いています。『麺哲』さんはもちろん、『坊や哲』さんでもこのネギの使い方が抜群に上手ですよね。もはやうどんかと思わせるくらい優しく和やかなラーメン。これは人気が出るわけだわ。

基本データ

住所:吹田市朝日町5-24

電話:06-6381-0007

麺:平打ちストレート

スープ:鶏醤油

チャーシュー:薄め