【7月12日~18日】の褒め活






7月12日

夢がないのはあなたのせいではありません。生き甲斐を失うのもあなたのせいではありません。それは否定ばかりの社会のせいでもあるのです。けれども社会批判をしたいわけではありません。この社会に褒め合う文化が根付いていないのです。だからこれからそんな社会を作っていきましょう。

7月13日

礼儀作法はとても大切な事ですが、礼を尽くしていても失礼な事はあります。褒める行為も同じで、褒め言葉を投げかけているだけではあまり喜ばれなかったりします。できるだけ相手の事を知り、具体的な事に目を向け、心を寄せることで相手にも伝わる褒め言葉が出せると思います。

7月14日

褒められているうちに自分の長所に気づく事があります。また褒めようとする時に相手の長所を見つけようとします。褒めるというのは人間観察をする癖がつきますし、人間心理にも詳しくなれます。つまり、褒めていても褒められていても人間力が向上するという特性を持っているのです。

7月15日

一般論を唱える時は多数の考えを知り、世間の常識などを踏まえる必要に迫られる事はありますが、褒め言葉を唱える時はその手順は必ずしも必要とはされません。自身の尺度で、自身の考えで素直な思いを褒め言葉にすればよいだけです。その褒め方でもし指摘を受けるなら、謝ればよいのです。

7月16日

「叱る」というのは教育手法としては間違いなく必要な手段の一つで、若手や未熟な対象者に対しては時と場合によっては大きな効果を発揮します。ただ使い方を間違えれば相手を傷つける上級者向けの教育です。それに対して「褒める」というのは上級者でなくても使える手法なのです。

7月17日

「褒めてしまうと世の中を甘く見る」という声を聞きます。本当にそうでしょうか。また仮にそうだったとして「甘く見る」ことの支障はいかほどのものでしょうか。その時はたしなめてあげればいいですし、その支障は自身が失敗して学び直しても十分取り戻せるものだと私は考えます。

7月18日

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」何事もほどほどがちょうどよいとされます。ですから褒め過ぎもどうかとは思いますが、今の時代、私はむしろ褒めなさ過ぎだと感じています。ちょうどよさに足りていないのであれば、もう少し褒めるべきでしょう。