【6月】の褒め活

2022年6月5日

6月1日

叱ってもらえることはもちろん幸せなことです。だからこそ叱られてつぶれてしまうことだけは絶対に避けたいのです。十分叱られても気持ちが耐えうるよう、褒めるべきところをしっかり褒めて土台を固めてあげたいと思っています。

6月2日

褒め活もたくさんの方に支えられ、励ましてもらい、続けられるものと思います。皆さんも私も褒め合う中で、自身を励まし奮い立てることが多くあるのだと思わされています。実はこの日が褒め活記念日、私自身が褒め活を始めた日でもあります。褒めることと感謝することは密接な関係のように思えます。

6月3日

「今日も一日頑張るぞ」の前に、一度、昨日の自分の頑張りを振り返って「よくがんばったな、私」って褒めてあげてください。だって毎日頑張り続けているんですからね。頑張らなかった人も褒めてあげたらいいですよ。頑張れなかったのに、乗り切ったのですからね。

6月4日

世の中には奪い取っていい言葉があると思うのです。それは“褒め言葉”です。たとえ、その褒め言葉が他人にむけられていたものだったとしても、自分に置き換えたところで、誰も損なんてしませんから。誰に向けられたかわからないエアリプも褒め言葉なら自分宛です。

6月5日

自己否定はしても自己卑下はしないで欲しいというのが持論ですが、どちらも褒めてあげたいのです。自己否定している人は、このままじゃダメだという向上心を褒めてあげたいし、自己卑下している人も、こうして今日を生きて存在してくれていることを褒めてあげたい。どちらもありがとう。

6月6日

日曜日やお休みの日は単にゆっくり休むだけでなく、一週間の自分に対して、しっかりと褒めてあげる日にしてみてはどうかと思うのです。体を労るだけではなく、心も安らいでもらいたいと思うのです。

6月7日

新しい一週間を迎えるとき、体調や心の調子はどうでしょうか。一週間は短いようで長いので誰かがその労をいとわないといけません。疲れている人も、元気な人も、先週を頑張った自分に褒め言葉をかけてあげましょう。自分に対する一番の褒め上手はおそらくあなたですから。

6月8日

週初めは体もなまって本調子ではないことが多くないですか。休んでしまったり、遅刻してしまったり、早退してしまったり。そんなとき、自分を責めてませんか?逆に褒めてみましょう。休み、遅刻、早退、自分で考えてそのように決断したことを。全て褒められるに値する行為です。

6月9日

私だってしかることの効果や否定することの大切さは肯定しています。でも今の状況は、みんな叱りすぎ、否定しすぎではないでしょうか。褒める比率と真逆にしても支障は出ません。21年人事教育を担当してきた私の実感です。足りない褒め言葉を自身で補うのは悪いことではないと思います。

6月10日

褒めることが全ての教育とはもちろん思わないけれど、挨拶の効果と同等なものがあるくらいには思っています。挨拶だって万能な解決策ではないけれど、古今東西、挨拶は必要とされてきた歴史がありますよね。だから挨拶をするように褒めましょうよ。

6月11日

叱られたお陰で成長・感謝できたことがありました。でもそれと同じくらい褒められて成長・感謝できたこともありました。逆に叱られて傷ついたことも数多くありました。でも褒められて傷ついたことは、記憶には残ってないのです。バランスの問題ですが、褒める問題性を感じません。

6月12日

「苦労は買ってでもしなさい」と言われます。でも「苦痛を買いなさい」とは言われてません。苦痛を感じるのであれば、「癒やしを買いなさい」と言いたいです。いや、買う必要がありますか、ねぎらい褒めるだけの事です。苦痛に顔を歪めているひとがいるなら、声をかけてあげてください。

6月13日

日本人の真面目さは世界に誇るべき文化です。けれどもそれを構築するために厳しい教育が課せられたように思います。諸外国の方より叱られることが多く、褒められることが少ないと思うのです。これまで叱られ過ぎたのですから、ここらで褒められてもいいのではありませんか。

6月14日

心が強く前向きな時は褒められなくてもやっていけるでしょう。叱られても、むしろ伸びるくらいです。でも心が弱っている時はどうでしょう?叱られて伸びる可能性より壊れるリスクが大きいと思います。そんな時は褒めた方がよいのでしょうね。

6月15日

今日この日を迎えるまで数多くの悩みと苦しみがあったはずです。でもそれらを乗り越えてきたんです。孤独と戦い、叫びもがきながらそれでも前に進んできたんですよね。未来を信じ、希望を信じ歩んできた過去があるはずです。その事は十分褒めに値しますよ。

6月16日

人生はうまくいかない事が多いですね。苦しいことや悩ましいことが次々に起こります。そして、人は自分を責めてしまうものです。なかんか自分を褒められない人も多いでしょう。いいんですよ、大変な人生を生きているんだから、それだけであなた自身を褒めてあげても。

6月17日

生産性を求められる時代となり、成果や実績を残さねばならなくなりました。けれど近代経営管理論において、ノルマを課し叱り飛ばしていた野は昔の話。今は褒めることが理論のトレンドでもあります。長い歴史が辿り着いた答えです。そう、褒めて成果があがるのです。

6月18日

「プライスレス」という言葉があります。価値をつけられないくらい素晴らしいものに対して使われる言葉です。でもプレイスレスは“タダ”という意味ではありません。その報酬は「褒め称える」ことではないでしょうか。そして、私たちの人生はプライスレスなのです

6月19日

自慢する人の事は得意とまでは言えませんが、嫌いではありません。むしろ褒めたいです。きっとこれまでたくさん努力をしてきたのでしょう。十分に褒めてもらえなかった寂しさもあるのでしょう。だから私は喜んでその自慢を聞き、褒めたいと思うのです。自慢したい事もありますよ。

6月20日

ビジネスにおいて実行力はとても大切だと思います。それらは成果に直結するからです。同様に人生においても実行力はより大切で、その成果は生きることそのものに他なりません。人生において生きるという成果を残している人たちと私自身に今日も褒め言葉を送りましょう。

6月21日

私は褒め屋と名乗っていますが、見ていないことや出会ってない人のことを褒めるのは物理的に不可能です。でもあなたのことを全て見てくれている人がいます。それは他ならぬあなた自身です。ということは誰よりも自分を褒めてあげられる存在なんです。全員が褒め屋なのです。

6月22日

経営の神様と呼ばれた松下幸之助はおっしゃっています。「優しさばかりでは人は安易になる、厳しさばかりでも萎縮する。だから寛厳よろしきを得ることが大切だが、厳しさはなるべく少ない方がいい。厳しさ1~2割、優しさ8~9割」今一度比率を見直して、もっと褒めましょう。

6月23日

叱るとき、褒めるとき、それぞれのケースを考えるべきだと思っています。成長意欲が高く、自己実現に向かって挑戦している人には叱ることも必要です。受けとめて伸びるでしょう、逆に悩み苦しみ迷って自信を失っている人には褒めることが必要だと思います。立ち直れることでしょう。

6月24日

「教育は叱る事だ」という常識に縛られる必要はありません。「教育は褒める事だ」というのも一つの常識です。カーネギーしかり、山本五十六しかり、ドラッカーしかりです。仮に「教育は褒める事」という常識がなかったのであれば、今日から新たな常識として取り入れてどんどん褒めてください。

6月25日

人生において“孤独”は大敵です。しかしながら多くの人間が孤独を感じて生きています。その孤独から人を救うのは褒めて認めてあげる事だと思いませんか。寄り添い励まし評価してくれるとき、そこに孤独は存在しません。孤独からの解放があると思うのです。

6月26日

誰だって美しい部分と醜い部分があると思います。「醜い部分を指摘されたいと思いますか」思わないのに醜い部分を暴こうとするのは何故でしょう。「美しい部分を褒められたいと思いませんか」思うなら遠慮せず褒めましょう。短所に口をつぐみ、長所を褒める生活をしたいものです。

6月27日

「推しは推せる時に推せ」と言う言葉があります、上手いこと言いますね。褒め活でもやってみましょう。「褒めは褒められる時に褒めとけ」・・・上手いこと言えませんね。でも、そういうことなのです。褒めたい時に、褒められないのも悲しいものです。だから目の前にいる人を惜しみなく褒めましょう。

6月28日

どんなに立派な人生を歩んでいても、仕事で成功をおさめていても、それを認めて褒めてもらわなければ、だんだんとモチベーションは下がってしまうのではないでしょうか。物事がうまくいってようといってまいと、やはり人は褒められる事が必要です。そして明日への活力を手にするのです。

6月29日

「とても知識があるが一切褒めてくれない人」にはその知識でたくさん周りの人を褒めてもらいたいし、「知識はないがいつでも褒めてくれる人」のように知識などなくても勇気をもって周りの人を褒めてもらいたいと思っています。教育とは別に褒めるということを積極的に行ってほしいと願っています。

6月30日

歴史から学ぶ事は多くあります。今日は過去から成り立っています。その間、紆余曲折、悪い事もあったでしょう。でも当時の人が必死に歴史を紡いできた事実を褒める事はできても責める事などできません。私達も歴史の一人です。失敗しても前に進み続けましょう、そして、褒められましょう。