【4月】の褒め活

4月1日

勇気がある人はよく褒められます。けれども勇気とはなんでしょう。難敵に勇敢に立ち向かうことでしょうか。強い信念を持って困難を乗り越えることでしょうか。私は自分の弱さを認めもがきつつも今日を歩む人も勇気があると思っています。その勇気もやはり褒めたたえたいです。

4月2日

魂が抜けてしまうことがあります。通常はこのときに褒めはしません。魂が入っているときもあります。このときには結構褒められます。けれども魂を入れるために必要なのは褒め言葉です。魂が入っている時よりも、抜けている時にこそ、褒めてあげることも意味があるのです。

4月3日

いつでも人は不安に苛まされています。そんなときそばに人がいてくれると、それだけでとても安心するものです。ましてやその人が自分を褒めたり励ましたりしてくれたらどれだけ心強いでしょう。お互いにそのように支え合える関係を目指したいものです。

4月4日

様々な技術を習得するためにはそれなりに特訓や訓練が必要です。しかも何年もかけて習得していくものがほとんどです。しかしながら褒め技術にはそこまでの訓練を必要としません。ほんの少しの勇気をもって声にしてみるだけです。すぐに習得できるはずです。。

4月5日

褒め技術はすぐに習得できると言いましたが3日あれば大丈夫です。1日目は恥ずかしさ、2日目は気まずさ、3日目にぎこちなさなどが出てくるくらいです。4日目からはきっと慣れてきて、相手も笑顔で応答してくれるに違いないです。そうでなくても死にはしません。

4月6日

なんでもそうですが、やってみなければわかりません。実は褒めることも同じです。私も褒め屋をやり始めて、思いのほか褒めることの素晴らしさに気付かされました。そして褒めることの楽しさを知りました。褒め屋をやってわかったことです。

4月7日

人間関係において無視はとても嫌なものです。仲間はずれはとても醜いものです。もはやいじめと言っても過言ではありません。これを回避するには褒め合うことが一番なのです。実はこのこと、ビジネス書に書かれていました。

4月8日

管理指導の立場にいる方や親御さん方にはぜひお願いしたいことなのですが、どうしても厳しく叱責をしなければならない場面ではぜひ叱って下さい。けれども、最後に「よく私の話(叱責)を聞いてくれたね、よく頑張った」と褒めてあげて下さい。叱責の効果も大きくなるでしょう。

4月9日

7つの習慣でインサイドアウトの考え方、すなわち「内から外へ働きかける」というものがあります。また「理解してから理解される」というものもあります。褒められたいのは山々なのもわかりますが、まずあなたから褒めてみませんか。きっと、褒め言葉で返してもらえますよ。

4月10日

現行犯逮捕というものがあります。犯罪が行われたまさにその時に捕まえなければならないような事案です。実は褒めることも似たようなところがあります。褒めるべき事が行われたまさにその場で褒めてあげることがとても重要なことだってあるのです。迷わず褒めてあげましょう。

4月11日

褒め方は無限にあると思います。平仮名とアルファベットで一つずつ褒め言葉を選んだだけで100個以上の言葉が出ました。角度やトーン、身振り手振りなども加えて多種多様な褒め方をしてみましょう。観察力や表現力、さらには行動力が身につくはずです。

4月12日

「袖触れ合うも他生の縁」というように私たちが知り合うというのはとても不思議な縁です。個人の意志でどうにかなるものではありません。せっかく出会えた人間関係を大事にして、できたらお互いを褒め合える関係にしたいものです。

4月13日

光り輝いていれば褒めやすい、誰の目にも明らかな実績があれば褒めやすい、これは当然のことです。けれども人間の魅力はそこだけに限りません。自分自身を見て下さい。表面に出ているものだけがあなたの魅力でしょうか。奥底に眠る可能性についても褒めてあげたいものです。

4月14日

自分の行動は自分で決めます。実は嫌な思いをするのも、自分で選択してしまっていると言われています。「褒める」という選択肢を選んでください。「いい思い」をするための選択となるはずです。また褒められないときには逃げて下さい、「悪い思い」をしないための選択肢となります。

4月15日

私はやはり謙虚さは大切だと思います。自慢されるとあまりいい思いをしないというのも、人間の本質が謙虚を好むからではないでしょうか。常に他人に対する敬意を持ち、学ぼうとする姿勢があれば、褒めることは簡単です。そして、その姿勢がいつか褒められることにつながります。

4月16日

褒め活を始めてから、褒め方をもっと学びたいと思いました。私が考えている以上に褒めることには深みがありました。褒め学といっても過言ではありません。そう考えると、我々は褒めることについてまだまだ十分でないのだと思いました。もっと褒め道を追求したいと思いませんか。

4月17日

拍手してみませんか。褒めることのボディーランゲージの一つは拍手だと思います。相手を称えると同時に雰囲気もよくなり、互いの気持ちも鼓舞されます。コロナの中で声を出せないときでも手を叩いて褒めることをしていました。する方もされる方もとても気持ちの良いものです。

4月18日

褒め方は模範的である必要はありません。あえて言うなら気持ちをこめて、魂をこめてということくらいでしょうか。「このように褒めなければ」と縛られてしまうと委縮してしまいますし、そのような褒め方では相手も嬉しくありません。もっと気楽にもっと簡単でいいのですよ。

4月19日

新しい人を迎えるときに、色々な話題に花が咲くと思います。できればその新しい方を褒めて迎えてあげて欲しいのです。誰だって新しい環境に身を置くときには不安が先立ちますし、良さを出せないこともあります。自己紹介一つ一つに大げさに褒めてあげるくらいが丁度よいのです。

4月20日

子供の運動会や発表会のときは夢中で応援し、終わったら盛大に褒めてあげています。これは特別なときだからかもしれませんが、私たちの人生はいつだって特別です。その特別なことに毎回、夢中で応援し、盛大に褒めてあげることは全然悪い事ではありません。いつでも褒めましょう。

4月21日

褒め合えるのも運命です。そもそも出会わなければ褒めることができません。もちろんそれはどんなことだって言えることですが、もし一期一会の関係だったなら、後悔はしたくありません。具体的に褒められなくても褒めたたえたい間柄でいたいものです。

4月22日

よく考えると“褒める”ことができるのは人間だけではないでしょうか。他の動物たちも助け合ったり、補いあったり、仲睦まじくはしていると思いますが、褒める姿はあまり見ません。人間に与えられた“褒める”行為、これほど素晴らしい機能はないのではないでしょうか。

4月23日

魅力ある人間になるのは難しいものです。もちろん自分でそのように認めることもなかなかできません。けれど想像してみてください。周りを元気づけ褒めている方は、どちらかというと魅力があるほうではないでしょうか。少しでもそのような方々に近づきたければ褒めてみましょう。

4月24日

社会全体をすみやすい世の中に変える。これはとても大きなことで一人だけでは到底できないし、この時代だけでできることでもありません。ただ、褒め合ってる空間はとても居心地がよく、それをすみやすいと呼ぶのであれば簡単です。限定的でもその空間を作ってみたいです。

4月25日

私は褒め活において“褒める”ことを強制はしていません。任意で呼びかけをしているだけですが、共感してくれている方には少し強制してみようかと思います。一日一回誰かを褒めることを自分に義務付けてみてはいかがでしょう。そんなに反発するほどの強制ではないと思います。

4月26日

思い切って褒めることを社会人の義務としてみてはどうかと思うくらいです。社会全体の進歩につながるのではないでしょうか。心の水準が高まり、平和で穏やかな基準ができるような気がするのです。罰則など設ける必要はありません。多くの労働法に見られるような努力義務で十分です。

4月27日

思い切って褒めることをしつけの一つとしてはどうかと思ってもいます。人に迷惑をかけない、乱暴な事をしてはいけない、と禁止事項ばかりしつける習慣があると思うのですが、もっとプラス要素についてしつけることも必要だと思います。褒めることのしつけはさらに社会を豊かにするのではないでしょうか。

4月28日

思い切って褒める目標を定めてみてはどうかと思います。毎日の生活の中で必ず何らかの形で人を褒めるということを目標をもって意識してみるのです。実際に新入社員にこのような目標をたてさせていますが、同期の絆が強まり、笑顔あふれる人間関係が成り立っているのを見ます。

4月29日

人生は褒め道場だと思う事にしませんか。褒めたい気持ちがあっても褒め続けるのは難しく、いつかしらその心や習慣を怠りがちです。そういう状態でも褒め続けられる褒めの達人になるために道場に通っているんだという気持ちを持ってみてもいいと思います。

4月30日

心は常に褒めている状態を作りましょう。たとえ叱っている時、怒っている時、不安な時であってもです。行為として褒めていなくても心が褒めていれば心は落ち着きます。そして相手への敬意が生まれてきます。そうすれば叱り方、怒り方も変わり、不安から解放されるはずです。