【3月28日~4月3日】の褒め活

3月28日

完璧な人間などどこにもいません。もし完璧でないところを指摘しあっていくことを続けていたら一生褒められる機会など訪れませんし、褒められる人などいないということになります。70点という及第点をとれれば残りの30点は叱るまでしなくてもよいと思います。アドバイスで十分です。

3月29日

現状維持はマイナスと同じと言います。たしかに成果においてはそうでしょう。けれども人間生活においては違います。何かを保ち続けるのはプラスと言えるのです。褒めるというのは何か大きな成果を求めているのではありません。地道に守り続けている姿勢に対しても褒めればよいのです。

3月30日

性善説に基づいて褒めろと言っているわけではありません。他人中心の生き方をせよと言ってるわけでもありません。私は褒めるというのは自分自身のためだと思っています。ある意味、自己中心的で下心があるとさえ言えましょう。けれどもそれで人生が豊かになるのだから褒めない手はありません。

3月31日

病院にお見舞いに行って励まさない人はあまりいないでしょう。ましてや厳しく健康を損なったことを指摘する人はいないでしょう。現代社会は皆何かしら心に病を抱えているようなものです。ですから、病状が酷い場合は褒めて励ましてあげるのは当然のことです。

4月1日

勇気がある人はよく褒められます。けれども勇気とはなんでしょう。難敵に勇敢に立ち向かうことでしょうか。強い信念を持って困難を乗り越えることでしょうか。私は自分の弱さを認めもがきつつも今日を歩む人も勇気があると思っています。その勇気もやはり褒めたたえたいです。

4月2日

魂が抜けてしまうことがあります。通常はこのときに褒めはしません。魂が入っているときもあります。このときには結構褒められます。けれども魂を入れるために必要なのは褒め言葉です。魂が入っている時よりも、抜けている時にこそ、褒めてあげることも意味があるのです。

4月3日

いつでも人は不安に苛まされています。そんなときそばに人がいてくれると、それだけでとても安心するものです。ましてやその人が自分を褒めたり励ましたりしてくれたらどれだけ心強いでしょう。お互いにそのように支え合える関係を目指したいものです。