日本絵画,美術

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《西洋に学び西洋を超える静的構図を模索し続けた追求者》

アーティゾン美術館にて「生誕140年ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」展が開催されていることを、前回の「青木繁」の褒め記事について触れました。今回はもう1人の優秀な画家・坂本繁二郎を ...

日本絵画,美術

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《理想と現実の狭間を描いた幻想の夭折画家》

青木繁の名前は世間的な知名度はあまり高くないのかもしれません。もちろん好きな方にとっては特別な響きのある名前ではあるのですが、「青木繁?誰?」という方も多いかと思い、なかなか記事に取り上げられ ...

美術,西洋絵画

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《夢幻的な表現の追求に邁進した生粋のシュルレアリスト》

ミロの絵を最初に見たときの印象は誰しもこうではないですか? 「何!?子供のいたずら書き??」 前衛芸術の中でもかなり特異でどこかしら幼さを感じるような画風に戸惑った方がほとんどかと ...

日本絵画,美術

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《年老いてなお画風変遷させ続けた日本を代表する画家》

葛飾北斎の名を知らない日本人はほとんどいないでしょう。それどころか北斎の名は欧米においても轟いており、印象派画家の多くが、いやそれ以降も彼に影響を受けた西洋画科はごまんといます。また ...

美術,西洋絵画

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<多くの謎に包まれた奇怪な世界の幻想画家>

美術の褒め記事を書こうと決めたときから、ボスについては書く気満々でした。最初にリストアップした画家さんが20人ほどいるのですが、その中に入れていました。だって、あんなに奇怪で印象的な絵を描く画 ...

日本絵画,美術

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《ユーモラスで掟破りの猫好き浮世絵師》

2021年の秋に奈良万葉文化館にて歌川国芳展が開かれました。ここのところ「怖い絵展」や「あやしい絵」展が盛り上がり、それに伴って鏑木清方や上村松園といった日本絵画の持つ、不気味な雰囲気が再評価され ...

美術,西洋絵画

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《人生の好転とともに大きく画風を変えたナビ派のリーダー》

ルドンの絵について聞くと、ある人は「とても不気味な絵」「モノトーンで暗く陰鬱な印象」と言います。またある人は「落ち着いた花の絵」「色彩豊かで華やかな印象」と言います。どうしてこん ...

日本絵画,美術

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<生命をかけてフランス美術観を追い求めた早逝の情熱家>

佐伯祐三という画家についてはその作品以上にその生涯に注目してしまいます。結核の恐怖を隣り合わせでありながら、生命を削って絵画に没頭し、憧れのフランス芸術を追い求め続けた。その生涯は ...

日本絵画,美術

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<苦難の中、西洋絵画と日本絵画の融合を図った抒情性豊かな色彩の探究家>

私の人生において、写実的な絵画を見てすぐに「これ、好きだな」と思えたのは東山魁夷の作品が最初でした。子供ながらに、「写真のように描かれているわけでもないのに、どうし ...

美術,西洋絵画

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<長首と瞳のない目で独特の作風を開拓した肉感表現の第一人者>

褒め記事を書き始めたときは、モディリアーニについて書く気はありませんでした。正直、長首と瞳のない目だなんて怖いじゃないですか!?不気味にうつるその作品は、幼い頃みたトラウマ級 ...